リサーチプラスは、全国のインターネットユーザー300名を対象に「路線検索サイト」についての調査を実施。その結果を発表した。
これによると、「PC向けの路線検索サイトを利用する」としたユーザーは58.0%におよび、「PCと携帯電話向けの路線検索サイトを両方利用する」14.7%、「携帯電話の路線検索サイトを利用する」7.3%で、「インターネット上の路線検索を利用したことが無い」としたのは20.0%にとどまっていた。
そこで、路線検索サイトの利用経験がないとしたユーザーにその理由を尋ねたところ、「あまり電車を使わないので」という意見が最も多かったが、「いちいちPCを立ち上げてまで調べるのは面倒」「携帯の場合、パケット料や情報料など何かとお金がかかる」といった声も。
路線検索で最も利用されているWebサイトとしては、「yahoo!路線情報」が60.1%で圧倒的にトップ。次いで、「駅前探険倶楽部」11.5%、「インフォシーク乗り換え案内」5.5%、「路線図ドットコム」5.9%、「msn路線」3.7%、「goo路線」3.2%、「@nifty路線検索」2.3%という結果に。また、選択項目になく「その他」を選んだ7.8%のユーザーからは、「駅すぱーと」「ジョルダン乗り換え案内」等が多く挙げられている。
また、携帯電話で利用しているサイトの有料/無料を尋ねたところ、「無料サイト」81.7%、「有料サイト」18.3%。だった。ちなみに無料サイト名では「ジョルダン乗り換え案内」を挙げるユーザーが最も多く、次いで「AD乗換案内」「名鉄navi」のほか、「携帯のトップメニューから辿り着くサイト」との答えがみられる。一方、有料サイト利用者は数が少ないが、そのほとんどが「駅すぱーと」を挙げており、先のPCにおける結果と合わせて考えると「駅すぱーと」のサービスには多くのユーザーが満足しているようだ。
インターネットの路線検索についての自由意見では、「乗換駅や目的地までの所要時間、乗車料金等が予めわかるのでとても便利」「最新の情報が手に入るので、地図より便利な場合も」等が多く、特に大きな不満があるという声は見られなかった。しかし、「同じ地名だと色々と選択するのが面倒」「乗り継 ぎの時間に無理があるものも…」との意見もあり、「周辺店舗の詳細な情報も一緒にチェックできるようにしてほしい」と共に「列車の何号車に乗っていれば乗換がラクか、など乗換の手間を省けるような情報がほしい」とのニーズが高いようだ。